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第49回通関士試験合格体験記(Y.N.様 女性 ゴールドコース受講)


2014年初めて通関士試験を受験し、2回目になる2015年の再受験で合格いたしました。
貿易に関連する業務等には従事しておらず、基本的に知識ゼロからのスタートだったので、運も良かったのではないかと思います。
現在はまだ会社勤めですが、士業等の資格をいくつか持っており、中小企業や個人事業主向けのコンサルタントを目指して勉強を続けております。
もともとフェアトレードや個人輸入にも関心があったため、通関士のスキルを身に付けてみようと思い立って学習を始めました。

ネットでいろいろと比較し、実績がありカリキュラムも豊富なマウンハーフ様を選ばせていただきました。
資格取得のために法律を学んだ経験はこれまでもありましたが、関税法ほか通関士試験の科目に指定されている法律に触れたのは初めてでした。
最初の年は制度になじむのが精一杯で、全く経験のない通関実務の科目をこなすところまで到達できませんでした。

2年目になると、多少前年の学習の蓄積がある分、基本書を読むスピードや内容の理解度も上がりますので、再度諸法規を復習するのと同時に、計算問題等の実務は市販のドリルなども活用しながら、比較的早い時期からのトレーニングを開始しました。
正確な学習時間は覚えておりませんが、今年の試験に向けて本格的に取り組み始めたのが年明け早々くらいでした。
仕事が忙しく通勤中に本を読むくらいしかできなかった日もあれば、終日休みで朝から晩まで問題を解いていたという日もあり、だいたい平均すると1日あたり2~3時間程度かなという印象です。 9月末までの9カ月を270日とすると、合計では800時間程度ということになりますが、もう少し時間がかかっていたかもしれません。

法律科目の基本書は、繰り返し読むことが重要になってくると思います。
どんな本でも1回目は結構読みづらく感じるものですが、2回目、3回目になると内容が頭に入ってくるのが速くなります。
最終的には「GoGoプラス1」の関税法テキストを、4~5日で読めるようになりました。

また、自分の独自のやりかたとしては、ある程度慣れてきたところで敢えて1冊くらい、他社の出しているテキストも読んでみた、ということが挙げられます。
人によって向き不向きがあるかもしれませんが、同じ項目の解説でも書き手によって表現が異なると、自分の知識として定着していないために理解できていない箇所がどこだか分かるので、学習の習熟度を計るのに活用できました。

また通関実務については、法律科目以上に数をこなす必要があると考え、過去問題集ほか数種の書籍を利用しました。
コースに入っているDVDの教材は、最低1回はテキストを読み終えたところで、復習とポイント確認に重点を置く形で視聴していました。
普段は自宅での学習だったので、年数回のスクーリングにも都合のつく限り参加しました。

DVDで片山先生がいつも最後に発せられるおなじみの「絶対合格するぞ!」という「叫び」には、大変失礼ながら一見他愛のないようで、実はかなり元気づけられました。
かつて他士業の資格取得に向けて勉強していたとき、ある先生に「合格しないといけない」と追い詰めるのではなく、「合格したらあんなことやこんなことができる、だから頑張ろう」と思って勉強するほうがやる気になれるはず、と教わったことがあります。

社会人で仕事をしながら勉強を続けることは決して楽ではないので、いかにモチベーションを維持できるかが、長丁場の学習期間を乗り切るカギになると思います。

合格するための「3つの心」を片山先生が示しておられますが、自分の場合はそれに加えて「どこかで楽しむ心」というのもあったように思います。普段は実務に接していないので、たとえば「保税蔵置場」と言われても最初はピンとこなかったのですが、時には受験用の教材だけでなく、貿易のしくみなどを簡単に解説している読みやすい本を手にして、業務のイメージが浮かんできやすくすることも試みました。

また、関税率表の所属も、丸暗記ばかりを意識するのではなく、「チョコレートとホワイトチョコレートは違う」といったような特徴的な事例を、好奇心をもって見るようにしていました。
とにかくなじみの薄い世界だったので、「貿易は面白い」とう思いを大事にして、自分なりに嫌にならずに学習を継続できるようを工夫していた、とも言えるかもしれません。

それでも今年の試験は、輸出申告・輸入申告の問題が特に難しく、発表があるまで「これはまた来年リベンジだな」と思っていました。ですので、合格通知が来たときは正直驚きました。
2年目は比較的まんべんなく学習したので、他の問題でカバーできたということなのでしょうが、いずれにしても通関士試験の範囲になっている法令から実務まで、最後まで投げ出さず、好奇心を失わずに取り組んでいけば、いつか必ず合格できるのではないかと思います。
これからチャレンジされる皆様には、どうか前向きに頑張っていただきたいと思っております。